2008年12月25日木曜日

メリークリスマス


残念ながらクリスチャンではありませんが

日本人らしく、ごちそうもおにぎりです。

2008年12月8日月曜日

まったり。



風邪を引いてしまって、ここのところ仕事のペースはゆっくりめ。
ちょうど楽器の調整をさせていただいた「Musette Jazz Band」さんの新譜が届いたので本日のBGMはこれに決定。
本人いわく「肩の力の抜けた」とぼけたいい味のアルバムになった、とおっしゃっているのですが、本当にゆるりといい感じの仕上がり。

朝食に「ぽこぱん」のちりめんじゃこ&紫蘇ベーグルと珈琲で朝日の中聴いているとなんだか幸せですわ。
しかし師走、そんな悠長にもしてられないんですが。

おいしいものと好きな音楽、これに勝るものはないですね♪
さて重い腰あげて作業はじめるか〜。

Musette Jazz Band 「Sommeil」
BONBA RECORDS HIRO 1003

2008年11月17日月曜日

たまには雑貨のおはなし。


音楽やアコーディオンに関することばかり書いていましたが、今週から個展がはじまるのでお知らせいたします。
アコーディオン・メンテを勉強する前からずっと続けているお仕事があって、アクセサリー、雑貨、照明器具を作っています。
今回は気球型の照明器具の作品展。お時間があればぜひお越しください。
カフェでお茶もできます。

2008.11/22(土)〜11/30(日)
14:00〜20:00 水曜定休
at 北堀江 シャムアギャラリー
〒550-0014
大阪市西区北堀江1−6−4欧州館3Fシャムア(の4Fギャラリー)
06−6538−9860

*在廊日は27(木)〜30(日)

2008年10月19日日曜日

ひるのかおとよるのかお...にちぼつ



夕方から移動、天王寺から阪堺線に乗って大小路で下車して「うさぎ公園」へ。
公園っていっても神社の境内なんですが、解放してもらってライブ演奏と屋台とフリーマーケット...というプチ・お祭りが開催されて大道芸なんかもありました。

参加ミュージシャンの名簿に「カオリーニョ藤原」さんの名前を見つけて、やったー!!見れるんや、とちょっとテンション上がりました。
よく名前はイベントで見かけるのになかなか都合があわなくて、やっと見れた。

藤原カオル氏といえば...もう20年近く前になりますが私が高校生だった頃、京都のライブハウスをまわるのが趣味で色んなライブでしょっちゅうお見かけしていたのです。
その頃はギターをかかえてバスドラとシンバルを足で鳴らし、歌う!と楽しいことをされていました。
20年たっても、エエ感じの歌は健在でギターかかえて♪気にせんと楽しくやったらエエねん〜と体で歌ってはりました。
なんだか嬉しいですね〜。

ライブも堪能したし、私のなかでランキング1位の堺・某店のたこ焼きも食べれたしハードな3日間のシメとしては良かったな〜。

にちぼつのうたげはゆるやかにおわってゆきました。

ひるとよるのかお...おひるま




今週末は3日連ちゃんで演奏でした。
初日の金曜は大阪・玉造にてライブサポート、土曜日は結婚パーティーでの演奏、そして本日の日曜日は昼間に淀屋橋の登録有形文化財「芝川ビル」にて演奏、その後堺市に移動して堺まつり...ではなく堺アンズまつりっていうのに参加して演奏でした。

昼の演奏はレトロ・ビルの屋上テラスにて屋外でのライブ。
ここの屋上は気持ちいいな。
演奏が終わって、御堂筋から賑やかな音がするのでテラスから通りをのぞいたらゲイ他...達の「レインボー・パレード」をやっていた。
お天気もいいし、パレードには秋晴れのよい時期だな〜とか思いつつ派手に着飾ったドラッグ・クイーン達を眺めてる感じが不思議だった。

ほんとにゆるりとしたおひるまでした。続く。

2008年10月12日日曜日

いい時間割


週末、たくさんのイベントが重なってしまうことが多い中、うまい具合に場所と時間差が合ってラッキーな時がある。

18:30心斎橋アップル・ストアにて神出高志さんのアコーディオン演奏をほっこり聴き
19:30堺筋/八幡筋DOORS in HEVENにてコンフントJのワンマン・ライブで騒ぐ!

自宅から自転車で10分ほどでアップル・ストアに到着〜地理的にそのまま周防町を東にちょっといけばまた5分ほどで第二会場にスルー。
神出さんは無料だった(すみません、今度は普通にライブ見に行きますね)上にコンフントJのライブチャージは¥800とお得な金額だったので嬉しくってビールくいくい呑んでしまいました。

大阪市内に住んでて良かった!またまた充実な週末でした♪


神出高志さんHP
http://kamide.net/jp.html
コンフントJ(you tube) 
taget="blank"http://jp.youtube.com/watch?v=cuBwF91hbF4&feature=related

2008年9月28日日曜日

solist


友人のバーに"ワタンベ"さんのパーカッション・ソロを見に行った。
おなじみのスネアとかハイハットの横になにやらガラクタのような面白いものたちがたくさん。

演奏がはじまると夢中でひとり遊びをしている子供のような、楽しくてノイジーな音が飛び出す。

いい楽器なんていらない。
その面白い音がでるものを、いかに自分のものにしてしまうか、だ。
マニュアルも読んではいけない。
最初から、そんなものは存在しない。
わたしはわたしの素敵だと思うことを追求していけばいい。

そんな単純で奥深いことをあらためて思った。
無我夢中で楽しむ、なかなか出来ないなぁ!

2008年9月13日土曜日

中崎町ミロワール


じわりと盛り上がってる大阪の中崎町にてライブを見に行ってきました。
「I LIKE TODAY 〜大阪出張編〜」と題して出演は 
*カーディガンエンジェルス(from赤犬・みにまむす。−1)
*タカハシペチカ(from東京・ショピン・ヒネモス)
*FUGACITY(アコースティックver.)

めちゃくちゃ楽しくてドリンク、フード、ケーキ付きで充実した内容な上にカーディガンエンジェルスのサプライズ・ゲストに二階堂和美さんが乱入!!
わーラッキィ〜〜〜。野郎3人に負けない度迫力でした。

ミロワールはケーキ屋さん。おいしかった、また買いに行こう♪

2008年9月7日日曜日

さまざまな調律師


8月初旬になりますが、西宮のsteel pan lab curepeに遊びに行ってきました。
なんでも古いアコをもらったらしくいじってみたいから〜とのこと。
スチール・パンの調律も見せてもらえることになりました。

工房の名前の通りスチール・パンを奏で、調律&メンテナンスをし、レッスン、販売もしている村治さんはパンの世界のすっごい人!
わーい、違う楽器の調律を見に行けるなんてそうないこと!なのでワクワクして工房を訪ねると、とてもびっくりな人物と出会うことができました。

私の師匠は基本的にはピアノの調律師さんで、アコーディオンの仕事はサブ的にされていました。
私はそのアコーディオンの方だけを受け継いだのですが、なんと同じ師匠のもとでピアノの調律師になられた方と会うことができたのです。
思わぬ出会いに嬉しくなりました♪

...ふと考えるとスチール・パンは打楽器、アコーディオンはリード楽器、ピアノは打弦楽器と全く違う種類の楽器のそれぞれの調律師が一緒の場にいる、というおもしろい状況。
それぞれに独特の調律の方法で作業内容も違うしパンに至っては倍音も作り出す、という世界観に脱帽でした。

そして大の大人がより集まって小さな古ーいダイアトニック・アコを修理して楽しんでいるうちにアっという間に時間は過ぎていったのでした。
あ〜楽しかった♪

写真は関係ないのですが私の家の4軒むこうの「ぽこぱん」の絶品じゃがいもパン。
話と作業に夢中になって写真を撮り忘れたのと、パンだけにパンつながり...的なだじゃれも込めて。あとなんかスチール・パンと見た目が似ていたので。

2008年8月11日月曜日

週末。


昨日は淀川の花火大会、今日は四つ橋のフィドル倶楽部にライブを見に行きました。
花火大会は予想外の大雨が直前に降ってきたのですが続行、でも雨の時の花火は案外くっきりしてキレイに見えることがわかって情緒深いモンだなと思う。
フィドル倶楽部は「地中池」の夏の大演奏会。
もう、めちゃくちゃカッコイイです、今の関西きっての演奏家が集結しためっちゃ贅沢なメンバー構成(個人的に好きな人ばっかり)に圧巻でした。いやー、充実。

が、しかし。
そんな充実とは別に、花火大会に行く道すがら巣から落っこちたヒヨドリの雛を発見してしまったことが頭から離れない週末でもありました。
まだ飛ぶことが出来なくて道路にうずくまっていたのを、せめて自転車などに轢かれないように、と植木のところに運んでいたら木の上から親鳥がビービー泣き叫んでました。
もって帰らないから心配しないで〜〜、と私の指にチョンと乗っかった雛を枝に置いてその場を去りました。

花火の帰り、気になって確認しに行ったら雛はまだその場所にいました。
おそらく飛べないから巣にもどれないのでしょう。
どうにかしてあげたいけど、どうしようもないな。
大きい枯葉を雛の上にかぶせて雨風が少しでもしのげるよう、また人目につかないようカモフラージュして立ち去りましたが、まだ元気かな。
どうか乗り切って強く生きていますように。

自然は厳しい。生きていけないなら切り捨てるしか選択はないんだ、わかってるんだけどね。
ううーん、今日は寝付きが悪そう。

2008年7月28日月曜日

リペア終了。


そんなわけで、ドイツ製の古いアコーディオンのリペアが完了しました。
新しく作ってもらったボタンパーツの差し替えは最近のものと構造も違うし思った以上に時間がかかりましたが、出来上がるといい感じに楽器になじんでいて差し替えて良かったな〜、と思いました。

アクリルの持つシャープな雰囲気がどうだろう、古いキャビネットに新品の取っ手をつけたような違和感があったらどうしよう...と心配しましたが職人 I さんに加工していただいたパーツはひとつひとつ削り出して作っているので、よーく見るとアールの付き方が全部違っていて不揃いで、その微妙に違った形は暖かみがあって古いものにもなじむようなのです。

他人からすればコストもかかるしどうでもいいことなのかもしれませんが私にとっては大事なこと。こだわりたい部分なのです。
約80年前のこの楽器、決して高級なものではありませんが手をかければ立派に現役で使えるし、自分よりも年上の歴史をくぐり抜けてきたこの楽器に最大の敬意をはらいたいのです。

飾りのラインストーンが何カ所かはずれていたので新しいものにつけかえたら作業は完了。早速、友人の主催するCafeのフリーマーケットで展示させていただきました。
お客様が試演したいとのことで「ケ・セラセラ」を奏でてくださったのですが、人が演奏しているところを客観的に見るとやっぱりかわいい楽器だなぁ、とほれぼれしました。
音色はCDなどで聴く1920年代あたりのアコーディオンの音と一緒。
考えたら1920年代の楽器なので当たり前なのかもしれませんが、CDの音はアナログ録音してSP盤で再生されたからそんな音色に聞こえるのかとずっと思っていました。
調律する際にリードのスチールの感触が最近のものとは違っていたので、当時の音色はこんなだったんだな〜と改めて感動。楽器本体の共鳴なども関係するのでリードの成分だけのせいとは言えないのですが、発見がありました。
やっぱり面白い楽器だな〜、アコーディオン。

2008年7月22日火曜日

vintage accordion


昔から古いものに心惹かれることが多くてアンティーク・ショップとか古道具屋をブラブラするのが好きでした。
年代によって色々あるけれど好きな感じのものはアンティークと呼ばれるほど古くなくて、1920〜1960年代くらいの半分大量生産で半分手工芸的な要素のものたち。
何に心惹かれるのかと考えると、様々なアイデアにあふれていて前向きでエネルギッシュなデザイン性。

アコーディオンもちょうどそのあたりの年代が最も需要があって市場も活気があったようです。
個人的な憶測ですがその頃はオーダーメイドのシステムも非常に充実していたのだろうなと思います。ヴィンテージのアコーディオンを調べると本当に面白いデザインのものが沢山あります。
人と同じじゃ面白くない、とこぞって装飾をほどこしていたのでしょう。
楽しくて見ているだけでワクワクとしてきます。

こんなに楽しげな色合いがある楽器も他にないなぁ、やっぱり面白い楽器です。

2008年7月18日金曜日

日本の職人さん。




ただ今リペア中のドイツ製の古いアコーディオン。
内部の構造がYAMAHAの初期のものとそっくり同じで、かつて日本国内でアコーディオンを生産する時にこういった海外のものがモデルとなり研究されていたのだろうな〜などと推測するととっても楽しくなります。

とても状態が良かったのでリードの洗浄とリード弁の張り替え、調律をしたら外装はほとんど直さなくても大丈夫でした。
どなたかが以前に外装をリペアした痕跡があるので、大事にされていたんだなぁ、とホッコリ。

でも一カ所だけどうしても気に入らない所があったので一からやりなおすことに。
アコーディオンを入手した先の話を鵜呑みにするなら、このアコーディオンは1920年代の生産らしい。
ボディのセルロイドの部分は変色もなく真っ白でピカピカなんですが、ベースボタンのパーツが別素材のプラスチック(成分不明)でそこだけ劣化していて汚い。
他がきれいなだけに目立ってしまうのです。
そこで今後私の仕事にはかかせない人物になるであろうプラスチック加工の職人の I さんにベースボタンのパーツを作ってもらうことにしました。

出来は案の定すばらしい!
私がやりたいと思っていることを相談すると、とても面白がって色々サンプルを作ってくれて協力していただいていますが、そんな I さんも70代。日本の経済発展の根底を支えてきた技術の世代の方です。
技術を継ぐ人は今のところいません。悲しい現状です。

技術...この大量生産の時代、なんでも機械で簡単にできるのだろうと勘違いしてしまいがちですが、それは大きな間違いでひとつひとつ大事に人の手で加工する仕事の大切さを忘れちゃいけないんだと思い知らされました。
私はいわゆる団塊ジュニアと呼ばれる世代に属しますが、少し上の世代の方々が捨ててきたものを私達の世代は拾い集めて受け継いでいかなければならないんじゃないだろうか。
いや、うすうすそうしなければいけないことくらいみんな気付いているんじゃないだろうか?

同じお金を使うのなら、そういったことに回したいな。
もっと技術が尊重されればいいのに。
あ、アコーディオンの話から逸れちゃった、ごめんなさい。

焼きたてパン。


我が家の4軒むこうにパン屋がオープンして早3ヶ月。
とってもマイペースなお店で若い男の子が黙々と試行錯誤を重ねてパンを焼いていたのですが、ほんの1週間ほど前に野菜作りの修行にでていた彼女が帰ってきて、ふたりでお店を切り盛りするようになりました。
そして新たな試みとして焼きたてのパンを販売するようになったのですが....

焼きたてって、ほんとうになんて幸せなんだろう。おいしい!!

パン屋さんは独学ですが色々な酵母を研究して作って、国産小麦を丹念に石臼で引いていて、そのこだわったパンは焼きたてでなくてもとっても美味しかったのですが、焼きたてはビックリするほど美味しかった。

しっかりした身のつまったパンは見た目以上にお腹がふくれるので食べきれず、半分次の日にもちこし。
朝食にデロンギオーブンで軽く焼いて食べたんですが、2日目もまたおいしい。。。ていうか今までは寝かせた2日目を食べてたってことみたい。
天然酵母のパンって2日目は「えっ」て思うくらい味が落ちるものもあるけれど、酵母にもよるのかな?
大阪・九条の「ぽこぱん」一度ぜひ食べてみてください。
写真はあまりうまく撮れなかったけど焼きたてのチーズパンと試作品の枝豆チーズパン。カリカリでもちもち。

ここのところ食の環境が充実してます。あぁ幸せ。

2008年7月14日月曜日

まぼろしのとまと。


子供の頃はトマトが大好きだった。夏は毎日トマトを最低ひとつはまるかじりしてたなぁ。
高校を過ぎたあたりからなんとなくトマトをかじってる記憶がなくて、数年前に高知県に行ってフルーツトマトを食べてから無性にトマトが食べたくなった。
フルーツトマトはとっても美味しかったんだけど、でも食べたいな〜と欲するのは子供の頃食べてたあのトマト。
おいしそうなトマトを見つけては買ってみるけど美味しくな〜い、違うな〜...の繰り返し。
フランスのマルシェでも買いまくったけど、においは近いのに違うっっ。

あきらめたころに、ふと友人からいただいた無農薬野菜の中にまぎれていた小さなトマトが、懐かしいあの味だった。
ああ、これだ、この独特のツンとしたにおい。
やや堅めのしっかりした皮をかじると、口中に広がる。やっとトマトに再会できたよ、元気だった?

なんだか「おかえりなさい」と言いたい気分になった。

2008年7月13日日曜日

ライブ見に。


昔からの友人が歌う、てことでライブを見に某カフェへ。
他の出演者を知らずに出かけたら大好きな演奏者であり作曲者でもある赤松洋一氏も出演していた。
ラッキー、嬉しいな。案の定ビシビシにいい音。
調律の仕事をしているのにこんな意見はなんだけど、音楽はリズムだ!!音程なんて多少狂ってたって関係ない。
でもリズムの世界もまた、メトロノームでバッチリきめた拍どおりのことを良しとするのかは判断が難しいところなのだけれど。
答えがあるようでない世界。
でも当然やね、人の心が割り切れるのか、といったらそうではないから。
答えがないから面白い!
すべてのことがそうなんだ、とビール片手に夏の夜。

ブログ開始しました。

はじめまして。初ブログです。今後、私の仕事で出逢った人や事について書いていこうと思います。